北海道オープンデータポータルサイトにある
来道者輸送実績から発地空港別来道者数を可視化しています。
このシステムは3つのビューで構成されています。
- 1つ目は左上のビューで発地空港別の来道者数を地図上に可視化しています。
- 2つ目は右上のビューで地図上で選択された地域に関する年度別の来道者数を折れ線グラフで可視化しています。
- 3つ目は下にある年度別来道者数のビュー群になります。このスモールマルチプルの各ビューでは、特定の年度における発地空港別の来道者数を折れ線グラフで表示しています。
まだ2019年の1月までのデータしかありませんので、新型コロナウィルスの影響まではわかりませんが、
地域ごとに様々な要因で来道者数が変化する特徴が見て取れ、そこからさらなる分析につなげていけると考えています。
例えば、2018年に北海道で起きたブラックアウトの影響などをはっきりと観察することができます。
技術的なことと操作方法
当システムはPython上でインタラクティブな可視化システムを作成できる情報可視化ライブラリBokehを用いて実装しています。
- 地図の下のドロップダウンメニューから表示したい年度、スライダーから表示したい月を選択できます。
- 地図上の地域をクリックすることで、右の折れ線グラフの表示内容が変わります。
- 地図および、下にある年度別の折れ線グラフ上ではノード上にマウスカーソルを持っていくことで詳細がツールチップとして表示されます。
- 虫眼鏡のようなアイコンをクリックすることで各ビューで拡大・縮小表示が可能になります。
注意事項
右上の折れ線グラフで2018年度の2019年分1月以降が急下降していますが、2019年の1月までのデータしかないことによるものです。
制作メンバー:
このシステムは北海道情報大学の伊藤ゼミ3年生メンバーの高松直輝、宮森蛍、柴孝明、松浦大夢がゼミ活動の一環として作成しました。